工学部(情報系)を卒業する女子の体験記

始めに

STEM系は現状、女子が少ないので、女性の体験記の絶対数も少ないと思ったため書いてみました。すごい人ではないので普通の人が進学して卒業するまでを書きます。そのため、あまり実のある内容ではないです。文才はないのでご了承ください。

 

目次

  • 進学を決めたきっかけ
  • 大学1年生~3年生
  • 大学4年生
  • おわりに

 

進学を決めたきっかけ

始めに中高6年女子校でした。(そんな人でも工学部行って無事生きている(?)ということを伝えておきます。)

中学生時代は、アニメ漫画が好きだった人間でしたが、特に絵を描くのが好きとか物語を描くのが好きとか言うことはなく将来どうしようかな...祖母の勧めで薬剤師になろうかな...みたいに考えていました。

転機だったのは、東京ゲームショウで当時(おそらく)初の出展だったOculusの体験を出来たことです。この体験でVRに興味が傾いて進路を工学部に決めました。他の要因としてソードアートオンラインが好きだったことや星新一先生の本が好きだったからと言いうのもあります。

 

大学1年生~3年生

私が進学した大学は理系単科大学ということもあり女子率は非常に低かったです。学年の正確な女子率は覚えていないですが、10~15%のどこかだった気がします。ですが、同性の友達は普通に出来ましたし、むしろ男性の友達はほぼできませんでした...。さすがに男性でも同じ部活の人とはバッチリ喋ってましたよ!

男女差を感じたのは体育の時とか実験で2組になって~って言われたときに女子が奇数だとリアルでボッチになることがあったりなかったりしました。大抵はなかったですが、稀にありました。私がコミュニケーション能力高くないことも原因の一つですし、異性より同性と組みたいと思う心理は凄くよくわかるので仕方ないなーくらいに思っていました。けど組んだ男性も大抵の人は普通に喋っていました。

 

 

マイノリティ(女性、少数民族、障がいのある方など)のためのプログラムとして、私も参加させていただいたGoogle のSTEPというプログラムがあります。ざっくり言うと前半のコースでは、Googleのエンジニアの方々にコンピュータサイエンスの話を分かりやすく解説していただくプログラムです。大学1・2年生の方は是非応募してみてください。(2021年4月以降はリンク切れているかもしれません)

careers.google.com

 

勉強面では、工学部、特に情報系ではバリバリプログラミングを習う!!という訳ではなく、数学や物理、コンピュータサイエンスを主に学んでいました。大学によって違いは多々あると思います。(大学は4年生以降の研究のための基礎を学ぶ必要があるのでプログラミングだけバリバリやる大学は少ないんじゃないかと思います。←ちゃんと調べてないので間違った情報の可能性大です。)

私は、部活に入っていたこともありキラキラ~な感じの大学生活ではなかったです。忙しい!と2、3週間に1回くらいは思っていたような気がします。あんまり覚えていないです。

 

大学4年生

COVID-19の影響があり在宅での活動がメインでした。始めの方に研究に必要となる技術の講習会等して頂き研究室の方々にはとてもお世話になったという記憶しかありません。研究することの難しさと自分の知識のなさを痛感した1年でした。

 

おわりに

普通に大学に通っていましたが、4年間充実したものになったと思っています。女子だから工学系行かなきゃよかったということは一度もありませんでした!こんな感想文ですが、もし、工学系?女子少ないしやっていけるのか?と思っている方の進路の不安を取り除ける一因となれたら幸いです。個人の感想ですが、自分が興味のある進路に行けることが一番だと思います。興味があったらSTEM系に来て欲しいですが!

お読みいただきありがとうございました。